長く綱紀粛正の問題をいわれ、あるいは汚職、黒い霧とか、いろいろな名前をもちまして官紀紊乱が指摘されてまいりましたけれども、いま具体的に取り組んでいこうという段階に来ておりますので、単に機構にも原因あり、人間の考え方にも原因ありという批判だけでは、これはもう済まされません。
○増田国務大臣 私がつくるなと言って、しかもつくっておるならば、これは官紀紊乱でございますから行政処分にします。しかしながらマル秘という書類があるならば、見せていただけば処置いたしたいと思います。それから防衛庁としては、長官決裁という書類はないのでございます。私は断じてつくるな、検討もするなと言っておるのに、あるということは妙な話でございます。
○大出委員 いろいろな書類があって、それが表へ出ては困る、にもかかわらず出すというようなことがあれば、それは官紀紊乱だ。そうすると、いろいろの書類があるということだけは明らかになったということになる。 そこでひとつ長官のいるところで承っておきたいのですが、極東の範囲についてひとつどなたかお答えをいただきたい。岸さんが総理のときに答えているはずですがね、現在どうお考えになっておりますか。
でございまするにもかかわらず、いろいろな書類があって、いろいろな書類が出るというようなことがあるならば、これは官紀紊乱であります、ということを申し上げているわけであります。
少なくともそういうようなことは官紀紊乱もはなはだしい、こういう見地に立って、厳正な規律を守っていくということでないと、これは全くがたがたになりますよ。少なくとも思想的に内部で混乱してしまいますよ。これは少々の上部の人々の自粛とかあるいは自覚とかなんとかいうようなことでは、とうてい解決しないものを植えつけてしまうと私は思います。そういうふうにさえ考えるのであります。
これらは官僚の特権意識による公共財産や税金、予算などの私物化、めくら判行政による責任の所在不明、許認可、補助金制度等の自由裁量権の幅が広過ぎること、人事院規則による官庁と私企業隔離の原則が有名無実であること等が官紀紊乱の原因であります。
もし認可前に内示があったということであれば、それはまさしく官紀紊乱であると、かように存じます。ただ私の想像いたしますところでは、七月の六日に運輸審議会の答申がございましたから、この答申は公表をされますから、運輸審議会の答申のあったことを見て、これで認可をされると、こう取ったのではないだろうかと考えます。
官紀紊乱の原因は多々あるが、一、官僚主義の悪い面、すなわち、官僚は権力と金力を握っておる。そこから特権意識が生まれ、公僕精神が薄れてくる。その結果、公共財産や税金予算などを私物視するようになる。
すなわち、この際、長谷川峻君提出、公労協スト対策並びに官紀紊乱に関する緊急質問、及び、小林進君提出、公労協関係の労働問題に関する緊急質問を順次許可されんことを望みます。
また、小林君の要求大臣は、総理、労働、農林、運輸、郵政、経済企画の各大臣であります、 ————————————— 緊急質問 総、運、郵、労、防、農 一、公労協スト対策並びに官紀紊乱 に関する緊急質問 長谷川 峻君(自) 総、労、運、郵、農、経企 一、公労協関係の労働問題に関する 緊急質問 小林 進君(社) ——————
○小平委員長 次に、緊急質問の取り扱いに関する件についてでありますが、自由民主党の長谷川峻君から、公労協スト対策並びに官紀紊乱に関する緊急質問が提出されております。また、日本社会党の小林進君から、公労協関係の労働問題に関する緊急質問が提出されております。右両緊急質問は、本日の本会議において行なうこととし、その発言時間はおのおの十五分程度とするに御異議ありませんか。
そういうようなことは官紀紊乱もはなはだしいのです。だから長官としましては、もっとはっきりとした、割り切った態度とお考えがなければならぬと思います。
こういうことはやはり官紀紊乱のもとになると思います。総理大臣の権限のものを他の大臣が行い、農林大臣の権限のものを他の大臣が行うというようなことになりましたら、一体行政組織法はどうなるのです。お互いの所管関係は、それぞれの法律で明記してあり、農林省設置法もあり、公団法もあり等々するのでありますから、こういうことのけじめがないということは、これはきわめて重大なことであります。
しておるのでございますが、次に、税制調査会というものが、どうも勝手に地方税の部分までにつきまして、どんどんいろいろなことを決定して発表しておられるようでありますが、これは、大蔵省関係の調査会だろうと思うのですが、税制調査会の理事機関というか、事務局の機関に大蔵省の当局も入っておるのでしょうし、こういうことを勝手にやられては、地方税の所管省が大蔵省か自治庁かちっともわからぬことになってしまう、これも官紀紊乱
ただ今度の事件を考えまして、私はやはりこの責任が単なる一地方官庁の出納長の責任にとどまるものでもなし、私はやはり刑事上の責任は別といたしまして、こういう事態をかもして全国に波及しかけておりますような今日の官紀紊乱のはなはだしい状態は、自治庁自体も責任を負うべきものではないかということを国会議員としては考えるのです。
この非常な官紀紊乱のときに、それくらいのことができなければ、石坂さんの言い分じゃないが、大臣は命を的にしてやってもらわなければならぬのに、会社の重役を兼ねてやるようなことではなっちゃおらぬというような意見が新聞に出ていることでありますから、これはきめればすぐできることでありますから、一つ民主政治をやかましく言われる総理としては、これは総理の決意で即座に断行してもらいたい。
こういうようなことは一つの官紀紊乱のもとであると思います。だからそういったことについては、あなたの方の立場におきましても厳重に抗議的態度をとってもらわなくてはならぬと思います。よしんばそこに金銭の請託等があったとかなかったとかいうことは、今はもう問題じゃありません。少くとも無形の圧力というものが防衛庁の事務に向って加えられておると思いますが、次長、いかにお思いになりますか。
外貨使用の場合におきましては、いささかその仕組みは違いますけれども、いずれにいたしましても内閣がある仕事を命じて、一定の場所に、一定の期間に、一定の方法で、一定の金額を支出してやったものでありますから、この場合についでにあちらに回る、こちらを視察するというようなことは、実に官紀紊乱のもとなんです。最近はヨーロッパへ行く者がついでにアメリカへ行ってきたとかいうことを平気で言っておる。
○政府委員(丸山佶君) 御忠言の趣旨、よく心がけまして、今お話のように公紀弛緩、官紀紊乱、それにひいて、もし経理上にも不正、不当というようなことを生ずることがある。かようなことは決してあってはならないことと考えますので、なおこれに関しましては、私長官にも伝え御指示を受けまして十分に処置いたしたいと考えます。
官紀紊乱の全国的なゆゆしい大きな問題として取り上げるべき性質のものであると思うのであります。
国鉄の官紀紊乱が引き締った。それを自由、改進両党が、多数を頼んでとうとうこの罷免決議案を否決した。それが洞爺丸の事件となり、このたびの宇高連絡船の沈没事件となったのであります。このときにおいて長崎総裁が辞表を出したというが、これは長崎総裁が積極的に辞表を出されたのか。それとも政府から要請をして出したのか。